HOW TO ~黒川ミニマルズの野菜の育て方~

農薬・化学肥料・除草剤を使わない

 「安心安全の食のため」に農薬・化学肥料を使わないのではなく、
黒川ミニマルズは、「生き物・環境のために」農薬・化学肥料を使いません。生き物・環境にいいことをした結果として、「安心安全」が人に還ってくると思っています。
 農薬・除草剤(除草剤も農薬ですが、別物と考えている人もいるのであえて別で書いています)は環境への悪影響が分かりやすいですが、なぜ化学肥料が悪影響化というと、
 野菜の収穫量を多収にするための肥料なので、土の中の微生物のバランスを崩し、その野菜を食べる昆虫のバランスを崩し、生態系のバランスを乱してしまうからです。

自然の中での栽培

 黒川ミニマルズがメインで育てているミニトマトは特に珍しい方法で栽培しています。
その1 露地栽培
 現在販売されているミニトマトのほとんどがビニールハウスでの栽培の中、私たちは露地で雨・風・虫・菌・太陽光の中で育てています。
 必然的に強いミニトマトが育ちます。(弱いものは枯れていきます)
 また、トマト自らの力で実をつけるので、味が濃いトマトが出来ます。
その2 マルチを使わない
 一部の野菜を除いて、雑草抑制・保温のため、ほとんどの野菜は畝にビニールマルチを張って栽培しています。
 黒川ミニマルズでは、脱プラ・リビングマルチ(草による地力保持)を推進しているので、マルチを一切使用していません。
その3 不耕起栽培
 生き物を増やすために、地中の小さな生物たちを殺してしまう耕耘を行っていません。
 畑を耕さずにトマトを植付けています。

 結果、通常の栽培方法よりも収量がかなり少ないです。
 ポジティブな言い方をすれば、黒川ミニマルズのミニトマトは数量限定なため、かなり貴重なミニトマトです!

有機農業について

 有機JAS取得へ何度か検討したことがありましたが、今のところ取得は考えていません。(取得できる基準で栽培しています)
理由は、申請が煩雑、経費が高額、私たちの規模では取得してもあまりメリットがない、などです。
 黒川ミニマルズの理念との相違もあります。
 有機適合肥料でも、大量に使用すれば土壌汚染にもなりますし、有機適合農薬であっても、自然には影響があります。
 黒川ミニマルズは、「自然環境への配慮」という観点では有機農業よりも高い基準で農業をしています。

肥料について

黒川ミニマルズの使用する肥料は全て、天然の素材から製造された「有機JAS適合」の肥料です。
有機適合資材であっても、国内の、そして、残渣などを原料としたものを少量使用しています。
具体的には、
・鰹節を造った残渣からできた「カツオエキス」
・サトウキビの残渣からできた「サトウキビエキス」
・地元の養豚場からの「堆肥」
・自家農場のミニトマトからできた「液肥」
を使用しています。
 天然の資材を使うことは環境にあまり悪影響はないと思いますが、それを採取したり、採掘する過程で環境破壊が起こっています。
 黒川ミニマルズでは無肥料での野菜栽培を目指し、肥料の使用を減らしています。