農業にはいろいろな農法があります。

「慣行農業」、「有機農業」、「自然農法」、「バイオダイナミック農法」、「炭素循環型農法」、「親環境農業」「草生栽培」、「BLOF理論」、などなど。

いろいろな技術、理論、派閥があります。

 

私たちがどんな「農法」で農業をやっているかというと、

「おもしろい」農法で農業をやっています。

 

私たちは「いい」と思った農法や技術を積極的に取り入れています。

どこかの団体に所属しているわけでもありません。

 

 

【キメラ農法】

「いい」と思ったものをどんどん取り入れるので、いわばツギハギのような栽培技術といえます。

勝手に「キメラ農法」と名付けています。

 

いろいろな知識を得るようになると、

「ミネラル」だったり、「酢」だったり、「乳酸菌」だったり、「酵母」だったり、

野菜にとっていいものは、「不思議と人間の体にもいいものだ」ということに気が付きます。

 

また、

「風」だったり、「太陽の光」だったり、「動物」だったり、「虫」だったり、「微生物」だったり、「植物」だったり、

野菜が健康に育つための条件は、「自然の環境そのもの」ということに気が付きます。

 

そうはいっても、農業は「仕事」なので、「美味しく」・「収量の多く」つくることが必要です。

そういう意味で、農業は「不自然な行為」です。

 

そこで「自然」とのバランスをとることが必要になってきます。

「野菜を健康」に、「出来るだけ自然に近い環境」で「美味しく」、「たくさん」育てるために、私たちはいろいろな「農法」から「知恵」をお借りしています。

 

それがいわゆる「キメラ農法」です！

 

 

【私たちの原則】

とはいえ、いいものはなんでも取り入れるわけではありません。

私たち黒川ミニマルズには農業における「原則」があります。

 

原則その１

農薬・化学肥料・除草剤は使わない

・・・「使いたくないので使いません」

 

原則その２

自然環境に配慮する

・・・「周辺の動植物に悪影響を与えない。土壌を豊かにする」

 

原則その３

おいしい野菜のために

・・・「栄養のある『おいしい野菜』をつくるために」

 

原則その４

たのしい農業

・・・「私たちがやっていて楽しいことが大前提です」

 

この厳しい（？）原則の中で「私たちの農業」を行っています。

大変な面もありますが、自分たちで考えながらやっているので、楽しく農業出来ています。

 

 

【アップグレード】

この冬私たちは「リジェネラティブ農業」、「鉄ミネラル栽培」という新しい知識を手に入れました。（私たちにとって）

 

リジェネラティブ農業・・・健全な土壌をつくり、自然環境の再生をめざす農業

鉄ミネラル栽培・・・キレート化した鉄で、野菜をおいしく・強くする栽培技術

 

これらを今年は取り入れます！

昨年よりもアップグレードした「農法」で「おいしい野菜」を作るべく燃えています。

 

昨年よりも「おいしい野菜」をつくれるか不安ではありますが、

自然と協力しながら、おいしい野菜をいっぱいつくりたいと思っています。

できるといいな、「おいしい野菜」

 

 

次回は「黒川ミニマルズ農業１年目の経験（大変だったこと編）」を書こうと思います。